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知っておきたい「保険」の話 ~死亡保障の額はどのように決める?その2

死亡保障の額はどのように決める?その2

前回は、生命保険の死亡保障の必要保障額を計算する時に必要な、「残された家族にこれからかかっていく金額」を計算する手順をお伝えしました。

今回は、死亡保障の必要保障額を計算する時に必要な、「すでに準備できているお金・準備できそうなお金」の計算方法をお伝えしたいと思います。

【必要な保障額を計算する(死亡保障)】

生命保険の必要保障額を考える際に、世帯主(おもにご主人)に万が一のことがあった時に、遺族に今後必要な金額を計算した後に、すでに準備できているお金・これから準備できそうなお金を計算して、その差額を生命保険で準備をすれば、無駄な保険料を払わずに済みますよね。

「わかってはいるけど、実際にきちんと計算したことは‥‥」

という場合は、一度計算をしてみてください。加入内容によっては保険料を節約できるかもしれませんよ。

2.すでに準備できているお金・準備できそうなお金を把握する

すでに準備できているお金として、まずは、預貯金やすぐに現金化できる金融資産がどれくらいあるか計算をしてみてください。

a:金融資産 ______ 万円

次に勤務先から、「死亡退職金」「弔慰金」などが支給されるかどうか確認をしてみてください。

「退職金規定・弔慰金規定」などがあれば、だいたいの受取額がわかる場合があります。

b:死亡退職金・弔慰金 ______ 万円

一番大きな準備済みのお金として、公的年金の「遺族年金」があります。遺族年金の受取額については、別のコラム「国の遺族年金」をご覧いただき、計算をしてみてください。

c:遺族年金 ______ 万円

ご主人が万が一亡くなった場合に、奥さまが働ける状況にある場合には、その収入についても計算しておきましょう。正社員・パート・働ける日数や年数など、無理のない設定で計算したほうが良いと思います。

d:妻の収入 ______ 万円

その他、一時的・定期的に収入が見込める場合には、金額を計算してください。

e:その他収入 ______ 万円

最後に、今まで計算した金額を合計すると、「準備できているお金・準備できそうなお金」が、おおまかに把握できます。

合計 ______ 万円

前回計算した金額から、今回計算した金額を引けば、生命保険で準備する「必要保障額」を求めることができます。金額がマイナスになった場合には、「計算上は」保険に加入しなくても良いことになります。金額がプラスになった場合には、その金額をどのような保険で準備するかを考えていきます。

現在加入している保険があれば、加入している金額・保障の期間・毎月の保険料などが妥当なのかどうかを検討して、必要に応じて加入内容を見直していきます。

生命保険を考えるうえでは、加入している内容の「現状確認」と現在必要な「保障額の確認」をはじめに行うことが必要です。

「ウチの現状に合った保険を選びたい」

「なんとなく無駄な保険料を払っている気が‥‥」

など、保険に関して考えていることやお悩みがある場合には、信頼できる専門家にご相談することをおすすめします。

澤田 朗

執筆:澤田 朗  (FP事務所「FP EYE」代表)

昭和46年生まれ 東京都出身  2005年より生命保険や住宅ローン等、ライフプラン全般にわたるアドバイスを各家庭に行い、生命保険では現在まで約800人・延べ2,100枚以上の保険証券を分析し、適切な加入方法や見直しのコンサルティングを行っている。

 

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